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ライフ #日本野球の今そこにある危機

ライオンズが子どもの「非認知能力」開発する事情 野球に特化しない7種目のプログラムを提供

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今回の「ライオンズスポーツアカデミー」にはベルーナドームでの公式戦が無料で見られる埼玉西武ライオンズファンクラブのジュニア会員の権利が含まれている。

また、公式戦におけるフィールドでの特別な体験や、ベルーナドームでのスポーツイベントなどの特典も含まれている。そうしたマーケティング的な「仕掛け」は当然埋め込まれているが、それをあえて大きなアピールポイントにしているわけではないのだ。

西武ライオンズビジネス開発部の加藤大作部長(写真:筆者撮影)

このアカデミーを推進した西武ライオンズビジネス開発部の加藤大作部長は、

「3歳4歳のお子さまに当社の野球アカデミーに入ろうよと言っても、ちょっとハードルが高いので、まず体動かす楽しみを見つけてもらっていろんなことを経験するのが大事と思っています。また、参加したお子さま全員に野球をやっていただこうとは思ってはいません。

中には運動が苦手な方も結構いますが、子どもの頃から身体を動かすことをあきらめてしまうと、運動をしない習慣がずっと続いてしまうので、小さなころから体を動かすことの楽しさを経験してもらえればと思います。インストラクターの方も、ほんの小さなことでもできたら褒めてあげて、伸ばしていく指導方法なので、成果が上がるんじゃないかと思っています」

野球は「昭和型の代表」のように言われるが…

コロナ禍の期間、子どもたちが体を動かす機会は大幅に制限された。運動能力やコミュニケーション能力の低下、自己肯定感の低下などが懸念されている。

早稲田大学は、従来、コロナ禍前まで東伏見のグラウンドを開放して、子どもたちに「野球教室」を行ってきたが、コロナ以後は「野球どころではない」と、「おにごっこ」をメインにした「球場開放」を行っている。

西武ライオンズも「同じ時代を生きる仲間」として、野球だけではなく、地域の子どもの将来をトータルに見守る取り組みを始めたと言えるだろう。

加藤部長はいみじくも語った。

「野球は、『昭和型の代表』のように言われていますが、みんな一生懸命変えようとしているんです。こうした取り組みを推進することが、最終的には野球人口の増加にもつながるのではないかと思っています」

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