ふるさと納税「収支プラス」自治体ランキング 首位は100億円超、85の自治体が10億円以上に

拡大
縮小
(写真:Rhetorica/PIXTA)

年末のふるさと納税申し込み期限が迫ってきた。自治体にとっては、どれだけ寄附金を集めて、財源を増やすことができるかという競争の意味合いもある。

もっとも、寄附金を集めるには返礼品の調達費や仲介サイト業者への手数料といった費用がかかる。また地元住民がふるさと納税で他の自治体に寄附した場合は、住民税が一部控除されて税収は減ることになる。

首位は100億円超のプラスに

本稿では、こうしたふるさと納税に関する収支のプラスが大きい自治体の順にランキングを作成した。ランキング上位には魅力的な返礼品を用意する自治体が入った。これらの自治体は控除額が少ないことも共通している。

首位になった宮崎県都城市の収支は102.3億円のプラス。99億円のプラスとなった北海道紋別市が僅差で続いた。85の自治体が10億円以上のプラスという結果だった。

関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT