1億円以上の役員報酬を得ている上場企業の役員は、その事実を有価証券報告書への記載で開示する義務がある。
それが複数年にわたって続けば合計どのくらいになるのか。そこで本稿では、「5年合計の『役員報酬』が多い上場企業役員トップ300」をランキング形式でご紹介する。
データは、上場企業役員の最新人事データを収録している『役員四季報』の2020年版~2024年版のランキングに毎年継続して掲載された上場企業役員の中から、5年分を合計して算出している。
首位は5年総額で143億円の役員報酬
上場会社でこの5年間に最も役員報酬を得たのは、セブン&アイ・ホールディングス取締役で、アメリカのセブン-イレブンのトップであるジョセフ・マイケル・デピント氏。5年総額は143億1700万円に上った。
2位になったのは武田薬品工業社長のクリストフ・ウェバー氏。5年総額は92億8600万円となった。
日本人トップで全体3位に入ったのはソニーグループの吉田憲一郎会長CEOだ。5年総額は70億7900万円となった。
日本人2位で全体4位は、東京エレクトロン社長の河合利樹氏。5年総額は55億7300万円となった。
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