先進安全運転支援機能のパッケージであるToyota Safety Senseには、歩行者(昼夜)や自転車(昼)に対応するプリクラッシュセーフティ、レーンディパーチャーアラート(LDA)、オートマチックハイビーム(AHB)、ロードサインアシスト(RSA)、発進遅れ警告(TMN)が含まれる。
このレトロなスタイルのオフロードカーに、(法規的な対応が必要とはいえ)これだけの現代的な機能が搭載されているとは、驚くほかない。
KITNOでのサブスクリプション購入も可能に
ボディカラーはベージュ、スーパーホワイトII、アティチュードブラックマイカの3色。
この中でカタログの表紙も飾っているベージュは、1980年の「ランドクルーザー60」から採用されるランドクルーザーを象徴するヘリテージカラーで、「当時の製造方法を継承することで、独特な風合いを再現しています」としている。
グレードは「AX」のみの1タイプで、価格は480万円(税込み)となるほか、KITNOで月額4万5760円~のサブスクリプション購入も可能だ。
30周年時のモデルは期間限定販売であったが、その人気は衰えることなく、今も中古車市場では新車時と同等かそれ以上の価格で取り引きされることもあるほど。
今回、期間限定ではなく継続販売となることで、そしてディーゼル+オートマチックというパワートレインとなったことで、より多くの人が“ナナマルの世界”を味わえるようになったのではないだろうか。
ただし、プレスリリースに月間販売目標などの表示はなく、KITNOのWEBサイトには「納期目処:12ヶ月以上」とある。
つまり、生産状況が見えづらいということだ。グレードやボディカラーのラインナップが少ないのも、生産性を考慮してのことだろう。
「ランドクルーザー300」や新型「アルファード」「ヴェルファイア」などと同じく、当面は“プレミア価格必須”といえそうである。欲しいと思ったら、早めにディーラーに相談するのがよさそうだ。
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