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ホンダ「N-BOX」軽=セカンドカーの概念を変えた キープコンセプトながら熟成度が増した新型

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また、バックで駐車する際に、後方の死角を低減する機能も有する。リヤビューや約180度を見渡せるリヤワイドビュー、さらにそれらと真上から車両を見下ろしたようなグランドビューを組み合わせた映像を出すことも可能となった。狭い路地や駐車場など、日本の道にありがちな状況に対応し、それらの運転が苦手なユーザーにも考慮した新機能も追加している。

スタンダードの外観・内装

スタンダードの外観(写真:三木宏章)

一方のスタンダード。新型モデルの外観は、とくにフェイスデザインが特徴的だ。パネルに複数の丸穴を開けたようなスタイルのフロントグリルを採用。また、ヘッドライトのまわりには、人の「瞳」を思わせるデザインの上下2分割式ヘッドライトリングも装備する。全体的に、清潔感や親しみやすさを感じる雰囲気になったといえる。

なかでも、今回試乗した新設定のファッションスタイルは、全体的に都会的でおしゃれなテイストを演出した仕様だといえる。ボディカラーには、試乗車に施しているオータムイエロー系のほか、アイボリー系、ドーンミスト系など、近年アパレルなどでも人気の色を採用。ボディ同色のホイールカバーに加え、サイドミラーやアウタードアハンドルなどにはホワイトを配色し、主に女性ユーザーをターゲットにしたカラーコーデを施している。

スタンダードのインテリア(撮影:三木宏章)

内装は、ブラック基調でシックな雰囲気を醸し出すカスタムに対し、スタンダードではグレージュ×グレーのカラーを採用することで、明るい雰囲気を演出している。ステアリング奧に移設されたメーターや、水平基調のインストルメントパネルなどによる広い視界などは、カスタムと同様。従来モデルの約2倍となった大容量のグローブボックスや、助手席側に設けられたインパネトレーなど、より使い勝手がよくなった装備もカスタムと同じだ。

NAエンジンを搭載したスタンダードの走り

スタンダードの試乗シーン(写真:三木宏章)

スタンダードが搭載するNAエンジンは、これも先代モデルと同じ型式で、最高出力43kW(58ps)/7300rpm、最大トルク65N・m(6.6kgf・m)/4800rpmといったスペックも、先代モデルと同様だ。ただし、燃費性能は、FF車の場合で、WLTCモード値が先代モデルの21.2km/Lから21.6km/Lとなり、カスタムと同様に若干だが向上している。

カスタムのターボ車と比べると、パワーに劣るスタンダードだが、市街地では、「意外に走る」印象だ。発進からスムーズに加速するし、30~50km/h程度の速度域であれば、アクセルをさほど踏み込まなくても、交通の流れに十分に乗ることができる。また、ハンドリングがとても軽快で、特に、狭い路地での切り返しなどでは、カスタムよりもステアリングの操作感が軽く、コンパクトな車体と相まって、クルクルと車体を動かせる印象だ。

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【お買い物や送り迎えなどの街乗り中心ならスタンダードもあり】

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