新NISAで主力になる金融商品は投資信託だ。専門用語の解説で、投信のイロハをお届けする。
・純資産総額
投資信託の信託財産に組み入れられている株や債券などすべての資産を時価評価し、株の配当や債券の利息などのインカムゲインも加算した資産総額から、運用に必要な信託報酬など、今後支払うことが確定している手数料などの負債総額を差し引いた金額のこと。投信の規模を表す。
この純資産総額が小さすぎると、安定的な運用が難しくなるため、繰り上げ償還される。一方、運用スタイルにもよるが大きすぎても、運用が難しくなって購入が制限される。例えば、日本の小型株に特化した投信の場合、純資産総額が大きくなりすぎると、自らの注文でマーケットにインパクトを与えてしまうため、適切な運用が困難になることもある。

![週刊東洋経済 2023年10/21号(新NISA革命)[雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/511Fy5jfW6L._SL500_.jpg)


















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