68歳アグネスさん｢食･運動｣以外の"若さの秘訣" 文句や愚痴は｢美｣の大敵！心の健康と好奇心が大切

肌の調子がいいと、お化粧はあまりしなくても若く見えるようです。肌の調子が良くないときに、ファンデーションでカバーしていますが、普段はごく自然メイクです。

そして、あまり太らないようにするため、暴飲暴食はできるだけしないようにしています。たまに食べすぎたときは、その次の日に反省して、さっぱりした食事をつくります。

アグネスさんがやっているエアー縄跳び（写真：本人提供）

私はタバコもお酒ものまないです。甘い飲み物は避けて、お湯とお茶をよく飲みます。

睡眠を取ることも重要で、できるだけ毎日7時間は寝るようにしています。

運動は苦手なので、ウォーキングをやっています。

そのほか、身体をしなやかに、そして、姿勢良く保てるように、ピラティスをやっています。体重を増やさないために、筋肉を減らさないために縄のないエアー縄跳びもやっています。

「好奇心をなくさない」ことも重要

「美容」のために何かやっていますか？ と人に聞かれたときに、「別に特別に何もやっていない」と言うけど、実際はこれだけやっています。

人の前に出る仕事だから、外見をある程度保つのも仕事のうちです。どのように年を重ねて変わっていくのかは楽しみの1つです。

そしてよく考えてみると、もう1つ心がけていることがあります。

それは「好奇心をなくさない」ことです。

何事にも興味を持って、追求したいという気持ちを保てることが若さの秘密だと思います。

散歩をしているときには花が咲いたかどうか？ 季節のお菓子が売り始めたかどうか？ 鳥たちは相手を見つけたかどうか？ などを気にしながら歩くのです。

名前のわからない花をみつけたら、アプリで名前を調べてみる。美味しそうなお菓子を食べてみる。仲良くしている鳥たちの写真を撮ったりしてみる。ただの散歩が小さな冒険となり、自分の中の活力が増えるのです。

このように、いつも現在を気にして楽しむ精神は脳を活性化させます。

幸せホルモンが分泌されて、楽しい気分になり、表情が生き生きとしていきます。笑顔があふれ、目に輝きが増します。

これが人から見れば、「若い」と解釈されるのでは、と思います。身体に廃棄物をためないようにするのと同じで、心にもゴミをためないことが大切です。

血液の循環を良くすることで、身体も心も健康でいられます。運動や食事で体内の液体を清浄化することができます。それと同じで、心の掃除にはいつも前向きな思考を持つことだと思っています。