支持率が回復しないのには理由がある。経済だ。13年の就任前から、経済回復・雇用増大は最重要課題だった。だが国民は景気回復を実感できないまま、大統領周辺ではカネにまつわる不正が発生。これでは誰からも支持されない。
指標もパッとしない。14年の実質GDP(国内総生産)成長率は前年比3.3%だった。が、10~12月期は、前期比年率1.5%と減速した。輸出も一時は自動車や電子製品など主力輸出品が大幅に落ち込んだ。足元では持ち直しているものの、先行きは心細い。
大幅に進んだウォン高円安が圧迫
それは、「ウォン高円安」が韓国経済の重しとなり、じわじわと効いてきているためだ。円安傾向はすでに長期化する兆し。4月23日には100円=900ウォンを割り込むなど、7年ぶりのウォン高を記録した。
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