2位は伊藤忠エネクス、伊藤忠商事系列の燃料商社大手だ。残業時間は8.5時間で、平均年収は978万円であった。他にも、4位のCBC (6.4時間、951万円)、6位の森村商事 (9.5時間、904万円)など、商社・卸売業の企業は100位以内に28社ランクインしている。
100位以内の企業について業種別に集計すると、上位5業種は以下の通りだ。
気になる企業は業種だけで敬遠しない
前述の商社・卸売業や医薬品メーカーのほか、化学メーカーの企業も、25位のJCU(6.3時間、843万円)、35位のエフピコ(7.8時間、801万円)、39位のタキロンシーアイ (7.1時間、795万円)などが多くランクインしていることがわかる。
医薬品や化学メーカーというと、理系の研究職でしか入社できないイメージがあるかもしれないが、毎年文系の学部卒を採用している企業も多くある。気になる企業は業種だけで敬遠せずに、『就職四季報』で詳細な採用実績データをチェックしていただきたい。
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