席間はゆとりを持って配置されていて、テーブルサイズも比較的広めになっています。カウンター席にはコンセント。こげ茶の木製のテーブルは、昔ながらの喫茶店よりも少し高め。ノートパソコンを開いたり、手帳を書いたり、作業しやすい高さに設定されているようです。
コワーキングにも向いている「居心地の良さ」
どの店内にも登録不要で利用できるフリーWi-Fiが常設されているうえに、コロナ禍にオープンした店舗はカウンター席に木製の仕切りがあり、勉強机のようなつくりになっている席もあります。
朝の店内は上階に勤務しているであろうビジネスマンたちで賑わい、ほとんどの人がスマホもしくはノートパソコンを眺めています。カフェ兼ノマドスペースという雰囲気が漂っています。
コワーキングスペースより、コワーキングしやすい環境が、コーヒー1杯で手に入る。全然高くない、むしろ安いと気がつきました。ほどよくざわついた店内は、かえって集中力が高まり、家にいるより仕事がすすむことも。
もちろん「個性」や「おしゃれさ」や「安さ」など、独自の色を持たせることも大切ではあるのですが、結局リピートする理由って「居心地の良さ」なのかもなぁと「タリーズ」は気づかせてくれます。「代金を支払ってから1分でアツアツのホットサンドが出てくる」とか「座り心地の良い椅子と、広めのテーブル」とか、実はそういうことが、一番大切なのかもしれません。
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