グーグルの自動運転車、夏に公道デビュー

<動画>ハンドルとブレーキは付いている

ナレーションは英語で本文が日本語訳となります(音量にご注意ください)

グーグルは、今年の夏、カリフォルニアのマウンテンビューの公道で、自動運転カーの実験走行を始める。当初の試作品とは異なり、今回の車は、必要であれば試乗者たちが運転できるように、ハンドルとブレーキがついている。

Edmunds.comのシニアエディターであるジョン・オデル氏は言う。「テクノロジーは準備できているのですが、真の問題は、人々に受け入れてもらえるかなんです。車が自動で運転できる、そして周りの車は運転をしている中、自分だけは何もしなくて良い、というアイディアに人々が安心できるか。そしてそういった車に対応できるための法律、規則、責任のシステムができるかどうかということです。」

時速40キロ以下で実験

グーグルは、特別な車前部の形状と柔軟なフロントガラスを含む、新しい安全装置を実験する。衝突でのひどい損傷の可能性も考え、実験車のスピードは時速25マイル(約40キロメートル)以下になるということだ。

5月11日、グーグルは自動運転システムを搭載したレクサスが、本社があるカリフォルニア、マウンテンビュー近郊の公道で過去11回の事故に遭っていたことを発表した。同社によると、いずれも自動運転カーのミスではないと言う。

ジョン・オデル氏は言う。「もし他の車が自動運転カーに向かってきて、私が回避的なアクションを取ったとすれば、どうなるでしょうか。ハンドルを右に操作すれば他のレーンにいるオートバイ運転者や、歩道にいる歩行者にぶつかってしまうでしょう。それならば、むしろ車にあてられる方がマシなわけです。それを考えると100パーセント無事故というのは無理でしょう。望みは、95パーセント無事故というところでしょうか」。

グーグルによると、自動運転カーは1週間に約1万マイル走行しており、これまでに100万マイル近く走行しているという。

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