最上もが「前向きなネガティブ」な彼女の生き方 ダメダメと言いながらやっぱり前に進んでいる

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 (写真:内田裕介(Ucci))

最上:そういえば、ちょうど昨日「ワイドナショー」に出て、芸能人の不倫や大麻が話題にあがりました。最近おかしいなと思うのが、別に大麻や不倫を肯定するわけではないけれど、人間弱いところがあっちゃいけないの? っていうところです。

私もTwitterに弱音を書いた時に「母親なんだから強くなきゃいけないでしょ」って言われたことがあって、母親って別に子供産んだからって勝手に強くなるわけじゃないですし、それはその人の価値観として好きに生きてくださいって思いますけど、わざわざ押しつけてくるのはモラハラみたいなものですね。

樋口:本当にそうですね。

自分の弱さに負けたくない(最上)

最上:大人だって弱いところはあるはずなのに、一つの失敗でめちゃくちゃ責められる。私は、本人が悪いと思うなら反省すればいいし、思っていないなら別に反省もしなくていいと思っちゃうんです。だってその人の人生だから。もちろん周りに迷惑かけるのはよくないですが、当人同士が話し合えばいいことですし。芸能の仕事をしていると大多数に迷惑をかけることはわかっていると思いますが、それもどこか「心の拠り所」が欲しくなるくらい追い詰められる仕事でもあるなと感じています。

樋口:その通りだと思います。さっき最上さんが、「母は強くなければならない」とか「お母さんなんだから子供についてろ」とか、あれは本当にマザコン信仰ですよね。聖なる母親像を崇め奉ってますよね。

最上:本当にそうですよね。何より外野が勝手に叩いていいわけではないし、じゃあ、あなたはどれだけ完璧な生き方をしてきたのって思います。それでも、やっぱり世の中の人はスキャンダル大好きですよね。

(写真:内田裕介(Ucci)) 

樋口:ネットの悪い意見もありますが、そんなのはどうぞ忘れてください。娘さんとの関係が一番です。昔は僕もネットを気にしていたけど、今は以前ほど気にならなくなりました。割り切っちゃうと楽。最上さんはダメダメって言いながら、でもやっぱり前に進んでるなと思いますよ。

最上:自分の弱さに負けたくないですね。今は前よりSNSも見なくなりましたし、ネットニュースはまったく見てないです。テレビもTwitterもなるべく見ない。飛んでくる石に自分から当たりに行くことはないって思って。あと、ヤバそうな人はミュートしてます(笑)。

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