最上もが「前向きなネガティブ」な彼女の生き方 ダメダメと言いながらやっぱり前に進んでいる
最上:アハハ(笑)。私も2人目が欲しいですが、結婚する気はあまりないんです。本当の理想は、恋愛して愛し愛されて結婚して子供ができることだけど、自分は誰にも愛されないと思ってしまう。だから奥様の言葉はすごく好きです。私も同じこと言っちゃうかもしれない。
樋口:そしたら最終的に「事務所が籍を入れろって言ってる」っていうのを使ってください。
最上:うち、個人事務所なんです(笑)。でも、相手が望んでないのに結婚するのは嫌かな……。今の子供の父親とは、子供ができたら籍を入れようって話をしていたけど、「気持ちがなくなった。結婚する気もない」と言われたので、じゃあいいですと。人の気持ちが変わるのは仕方がないことだし、無理して籍を入れる必要もないと思いました。
樋口:最上さんはやっぱり強いですね。
最上:でも日本は婚姻関係がないとなかなか認めてもらえないことも多く、もう1人子供が欲しいなら、絶対相手を作らなきゃいけないというのがすごく高いハードルで。シングルじゃ何もできないのかって絶望しましたね。
樋口:日本の法律制度はそういうところ、本当に融通効かないですからね。
「産後うつで、ずっとピリピリしていました」(最上)
最上:樋口さんご夫妻は、ご結婚されて幸せなのがすごく素敵だと思います。
樋口:家でいちばん強い人から、「世間には、幸せでしょうがないですって言っとけ」と命じられています(涙ぐむ)。
最上:アハハ(笑)。やっぱり奥様が強い方が長続きしそうな気はします。
樋口:え~っと。強いのはいいけど、うちは強すぎて、パワーバランス的に非常に問題があります。もう本当に、怖い。僕が母親や妹、過去の彼女とか関わった女性全員に怒られた時間を合わせても、妻1人から怒られた回数と時間は5桁ぐらい上いってますから。
最上:そうなんですね!(笑)。