日経平均大幅反落、1カ月ぶり安値水準に 連休中の欧米株安やイエレン発言を嫌気
個別銘柄では双日<2768.T>が後場一段高。7日に2016年3月期の連結業績(国際会計基準)が増収増益となる見通しを発表。年間配当予想も増額し評価された。またルネサスエレクトロニクス<6723.T>が反発。2日付日本経済新聞で、同社の2015年3月期の連結最終損益は800億円強の黒字(前の期は52億円の赤字)になったようだと報じられ、材料視された。
半面、小田急電鉄<9007.T>が軟調。気象庁が6日、箱根山の噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)に引き上げたことで、観光客の減少に伴う業績面での影響を懸念した売りが出た。16年3月期が減収・営業減益となる見通しを発表したベネッセホールディングス<9783.T>は一時ストップ安を付けた。
東証1部騰落数は、値上がり694銘柄に対し、値下がりが1044銘柄、変わらずが144銘柄だった。
日経平均<.N225>
終値 19291.99 -239.64
寄り付き 19356.46
安値/高値 19257.85─19461.08
TOPIX<.TOPX>
終値 1574.64 -10.97
寄り付き 1574.61
安値/高値 1571.43─1585.59
東証出来高(万株) 236567
東証売買代金(億円) 28617.96
(長田善行)
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