新アプリ｢スレッズ｣で知っておきたい6つのこと インスタがなぜスレッズを開発したのか

メタが5日に提供を開始したインスタ版ツイッター「スレッズ」（写真：via Meta via The New York Times）

数カ月にわたる憶測と秘密の後、マーク・ザッカーバーグが長いことうわさされていたツイッターの競合アプリを投入した。

ザッカーバーグが率いるメタが10年以上前に買収した人気の写真共有ネットワーク、インスタグラムの仲間として、新たなアプリ「Threads（スレッズ）」が7月5日に発表された。インスタグラムの幹部がその気になれば、スレッズはライバルのツイッターにも取って代わることになり、一部の技術者はこれを「ツイッターキラー」と呼んでいる。

スレッズに対するマスクの「感想」

スレッズのサービス開始は、ザッカーバーグと昨年ツイッターを買収したイーロン・マスクの対立を激化させる。マスクはツイッターのアルゴリズムや、その他の機能に手を加えることでツイッターの体験を変え、最近ではアプリを使用する際に閲覧できる投稿数に一時的な制限を課し、ユーザーの怒りを買った。

ここ数カ月、多くのテック企業がツイッターの混乱に乗じようとしている。スレッズは、メタの資金とインスタグラムの月間アクティブユーザー20億人以上という巨大なユーザー基盤に支えられている。

5日、ザッカーバーグは自身のスレッズアカウントへの投稿でこう述べた。「私は、10億人以上の人々が参加する公共の会話アプリが必要だと思う。ツイッターにはその機会があったが、まだ実現できていない。うまくいけば、そうなるだろう」。ザッカーバーグによると、スレッズはローンチから4時間で500万人のサインアップを達成したと述べた。

マスクはスレッズに感銘を受けず、インスタグラムのアカウントをキャンセルしたと主張した。「痛みを隠すインスタグラムの偽りの幸福に浸るより、ツイッターで見知らぬ人たちから攻撃される方が、限りなく好ましい」と彼はツイッターに書いた。

スレッズについて知っておくべきことは以下の通り。