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プジョー、ルノー、シトロエンを購入する人々 購入者データに見るフランス3ブランドの個性

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  • 三浦 太郎 インテージ 自動車アナリスト
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男女比では、プジョーとルノーは7割程度が男性ユーザーであるのに対し、シトロエンは“男女半々”であるのが特徴的だ。

今、日本国内でのシトロエンの主力商品は、マルチパーパスワゴンの「ベルランゴ」や「エアクロス」の名を持つSUVモデルだが、これまでは「C3」「C4」といった比較的コンパクトなハッチバック車が中心であった。特にC3は取り回しのしやすいサイズのクルマで、女性に選ばれやすいのかもしれない。

とはいえプジョーには「208」や「308」、ルノーには「トゥインゴ」「ルーテシア」などのコンパクトカーがあり、いずれもよく売れている。

ルノーのベストセラー、Bセグメントハッチバックの「ルーテシア」(写真:ルノー・ジャポン)

そのため、取り回しのしやすさだけが、シトロエンの女性人気の理由ではなさそうだ。

ここには、メーカーや車種へ抱く“ブランドイメージ”が影響しているのであるが、このあたりは最後に見ていくことにしよう。

年代別では、20代と30代を合わせて約1/4、40代、50代、60代以上それぞれが1/4ずつといった分布である。

シトロエンにおいては60代以上の割合が35%と高くなっており、その分40代・50代の割合がプジョー、ルノーより少ない。プジョーとルノーは、40代がボリュームゾーンだ。

手の届きやすい価格帯

クルマにあまり詳しくない人の中には、今も「輸入車は国産車より高価だ」というイメージを抱く人は多い。その点、プジョー、ルノー、シトロエンはフランスをはじめとするヨーロッパ諸国において、ドイツのフォルクスワーゲンのような普及ブランドであるから、実はそこまで高価ではない。

3メーカーの価格に関するデータを、以下のとおりまとめた。車種を問わず、ブランド単位でくくっている結果になるが、ここでは実際の「値引き前車両本体+オプション価格」「値引き額」「下取り額」を見ていく。

下取り額は、購入者ごとに下取り車が異なるので参考程度にとどめるが、「最終支払い額」のデータを見ると、プジョーが350万円に届かない程度、ルノーとシトロエンは300万円前後となっており、国産車と大きく差がある価格帯ではないことがわかる。

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