東大生が語る「いつも計画倒れの人」に欠ける視点 予定の何割までできているか?手帳使って分析

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計画倒れしてしまう人に欠ける視点とは?(写真: Pangaea / PIXTA)
内部進学者が大多数の高校から、東大に現役合格した松島かれんさん。そんな彼女が合格を勝ち取った要因の1つが、スケジュールの立て方にあります。松島さんの新著『無理せず自然に成績が上がる勉強のトリセツ 東大生の合格手帳術』を抜粋・再構成し、計画倒れしてしまう人にこそ実践してもらいたい、スケジュールの立て方のコツをご紹介します。

みなさんの中には、「よく計画倒れしてしまう」という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

手帳を使って計画を立てていても、事前に立てた計画通りに進まず、計画倒れしてしまうことや、時間が足りなくなってしまうことは、よくあることですよね。

計画倒れになると、失敗が怖くなる

そして、そのように計画倒れに終わってしまうと、今度は新しく計画を立てることも怖くなってしまって、「きっとまた失敗してしまうから、計画なんて立てなくてもいいかな……」そんな思いがよぎってしまうこともあるでしょう。

実際、私も手帳を使い始めた当初、計画倒れしてしまうことに悩んでいました。そのため、今回の記事では、「どのようにしたら計画倒れを防止できるのか」ということについてお話ししたいと思います。

結論から言うと、今からお話しする「問い」を自分に問いかけることによって、この問題を解決する鍵を見つけることができます。

それは、「自分にとっての『予定通り』とは『予定の何割』のときなのか?」という問いです。

この問いに対する自分なりの答えを考えることで、計画倒れの防止に一歩近づくのです。

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