消えた「世紀の大発明」セグウェイが見せた復活劇 「あなた」に合わせて進化する未来のモビリティ
時代を先取りしすぎた「セグウェイ」の現在
「セグウェイ」という乗り物をご存じでしょうか。そう、かつて「世紀の大発明」「夢の乗り物」などといわれ華々しく登場した、あのセグウェイです。
最近、電動キックボードに乗って軽やかに街中を移動する方が増えていますが、セグウェイの姿を見かけることはほとんどありません。
2001年に登場し、世界の大きな注目を集めたセグウェイですが、じつは2020年7月にひっそりと生産を終了しています。
駅から目的地までのちょっとした距離、「ラストワンマイル」の移動に対応した「次世代型のスマートモビリティ」が近年注目を集めています。スマートモビリティの市場規模は、なんと2026年までに900億ドルを超えるとの試算も出ています。
まさに時代を先取りしていたともいえるセグウェイでしたが、そのポテンシャルをいかしきることなく、退場してしまいました。セグウェイは「世紀の大発明」ではなく「世紀の大失敗」だったのでしょうか?
その答えは“NО”です。セグウェイのDNAは次世代のスマートモビリティへと受け継がれているのです。



















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