「資格試験に落ちる人」が見落とすたった1つの事 「簡単な事」ができていれば、きっと合格できる

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とくに、試験中は苦しい思いが次から次に湧いてきます。

本番の問題を解いているととても疲れます。一問一問が真剣勝負になるため、疲労の蓄積は勉強しているときとは比べ物になりません。わからない問題が続いたら、「もうだめだ」という気分になり、諦めたくなります。諦めてしまえば、とても楽になれるからです。

落ちること、つまり「失敗」が確定すれば、結果を待つ間も、合格しているか不合格かわからないという不安定な状態になることはないため、結果を待つ間も心が揺れることはありません。

どちらかわからない成績を取った場合は、合格発表の日まで心が落ち着くことはありません。

そして、真剣な挑戦をしたときは、失敗すると大きく傷つきます。

傷つかない方法は簡単です。

それは、挑戦しないことです。諦めてしまえば、その後にどんな結果が来てもダメージを受けることはありません。

挑戦は、傷つくことの連続

挑戦は自らの心との戦いで、傷つくことの連続です。

傷つきたくないという気持ちが、自分を守るために弱気を連れてきます。それは、努力の集大成であるはずの、本番中でも同様です。

弱気に打ち勝ち、最後まで粘れるかどうかは、自分に勝てるかどうかです。

人間は誰でも楽なほうに進んでしまいます。それは生存本能とも類似した人間の当たり前の行動であり、仕方ないものです。

それを上回るメリットを自分自身に理解させることで、最後の粘りを生み出すことができます。

なぜ、最後の粘りが必要なのか

真剣に取り組んでいても、資格試験ではケアレスミスが発生します。模試や普段の勉強とは環境が違うため、問題文を読み飛ばすなど、普段では考えられないミスをしてしまい、致命的なダメージを負うことがあります。

これを防ぐには、最後の少しの時間を使って見直しをすることが大切です。

ミスは発生するものと割り切って、最後に残った少々の時間でもう一度回答内容を見直し、回答欄の誤りや、単位の記載漏れ、正しいものと間違っているものを選択する問題の取り違えなど、答えがわかっているのに失点してしまうことを防ぎます。

例に挙げたのは、いずれも私が本番でやってしまったミスで、一部は修正できたものの、直しきれずに失点したものもあります。注意しましょう。

最後の粘りがないと、ここで見直す元気が湧いてきません。

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