「貯金増えない→家賃見直す」発想の根本的間違い 問題解決できない人は「なぜ」に答えていない

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3つめのポイントは、適切な疑い方をすることです。ビジネスの世界では、「疑う」ことの大切さについてよく論じられます。「なぜ」を繰り返すことや、解決方法を考え、実行するうえでも疑うことは必要です。

ではここで、皆さんに質問です。
「皆さんは疑うことの本質を適切に理解できていますか?」

「疑う」ということは、他人に対して疑心暗鬼になることではありません。ほかにも可能性がないかを探ることが「疑う」の本質ではないかと考えています。たとえば、新人社員が先輩から、「仕事の効率を考えると、少し今のやり方から変えたほうがいいかもね」と言われ、「そんなはずはない。今の自分のやり方がうまくいっているので変えないでいこう」と考えたとします。

これは疑うという行為ではなく、ただの思考停止です。さらなる可能性を探るために、「今の自分の仕事のやり方よりほかにいい方法があるのか?」と疑ってみることがビジネスシーンでは必要です。

考えた結果、気になる部分を変えてみたり、客観的に見てどう思うか周りに聞いてみたり、周囲の人の仕事のやり方を観察してみたりして、これまでの自身のやり方、さらには自身の思考のクセすらも疑ってみることが、自身を成長させてくれます。

「演繹」と「帰納」を使いこなす

では、実際になにかを疑う(ほかの可能性を探す)とき、どう思考すればよいのでしょうか。いきなり「疑え!」と言われても、なにをどうすれば「自分で疑えるようになれるのか」すらわからず、思考迷子になってしまいますよね。

ここで役に立つ思考アプローチに、演繹的思考法と帰納的思考法があります。

演繹法の特徴は、誰がやっても必然的に同じ答えになるところです。否定のしようがない事柄を礎にして、さらに別の否定のしようがない事柄を組み合わせることで、論理を積み上げ、新たな真実を見いだします。

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