鉄道乗り継ぎより安い・早い「使えるバス路線」 「近くて遠い」駅や繁華街をダイレクトに結ぶ
ディズニーランドに行くだけでなく、この路線は総武線・京成線・都営新宿線・東京メトロ東西線・京葉線をタテにつないでいるので、その点でも便利といえる。
また、このルートは環状地下鉄「メトロセブン」の構想ルート。積極的な活用で利用が増えれば鉄道へのアップグレードも夢ではないかもしれない。
・亀有駅(亀有駅バス停)から
鉄道:55分483円・平均毎時4本(常磐線・武蔵野線利用・乗り換え1回)
バス:60分493円・毎時2本(10~13時台は1本)
鉄道:44分419円・平均毎時4本(京成線・総武線・武蔵野線利用・乗り換え2回)
バス:55分493円・毎時2本(10~13時台は1本)
鉄道:38分450円・平均毎時4本(都営新宿線・総武線・武蔵野線利用・乗り換え2回)
バス:34分315円・毎時4本(一部時間帯は3〜6本)
※武蔵野線の運行本数は、南船橋で京葉線に乗り継ぎ可能、かつ後続の武蔵野線東京行きより速いケースを含めた土休日の有効本数で算出
都心部にも使える路線が
■渋谷と六本木を乗り換えなしで
ダイレクトに繋ぐ鉄道がないのが不思議に思える繁華街の組み合わせの1つに渋谷と六本木がある。ここを直結するのが都営バス都01・渋88・RH01系統だ。これら3系統を合わせると運行本数は毎時15本以上にもなる!しかも運賃・所要時間は鉄道利用とほぼ同じ。地下深い東横線の駅と比べ、バスは地上の乗り場から乗れば1本だ。これはとくにバスの利便性が高い区間ではないだろうか。
鉄道:13分209円・毎時12本(東横線・日比谷線利用・乗り換え1回)
※運賃は改札機で自動計算される最短経路運賃で表示
バス:14分210円・毎時15本以上
■新橋からビッグサイトへの新たな足
臨海部の国際展示場(東京ビックサイト)へは、新橋からゆりかもめを利用する方が多いだろう。ただ、ゆりかもめは東京ビッグサイトへ行くにはずいぶんと寄り道が多い迂回ルートだ。所要時間と運賃は26分・388円もかかる。
そこで使えるのが、今年4月末に新橋から国際展示場を経て東京テレポートまで結ぶ路線が運行を開始した「東京BRT」だ。これは新橋から直線的なルートで国際展示場まで向かうので、16分・220円と10分も速く、運賃も3分の2で済む。ただ運転間隔は20〜40分おきなので、しっかり調べてから利用したい。
鉄道:26分388円・毎時15本(ゆりかもめ利用・乗り換えなし)
バス:16分220円・毎時2本
無料会員登録はこちら
ログインはこちら