部下に「失敗してもOK」という上司が無責任な理由 管理職が意識すべき「良い失敗」「悪い失敗」

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Yさんを崖から突き落とすような真似をしたのには理由があります。

「これ、やってみませんか?」と事前に聞いていたら、Yさんは挑戦をためらったかもしれません。多少強引でも、相手が予期しないチャレンジをいきなり手渡して、「やるしかない状態」に追い込むのがいいと思ったのです。

やってみたら、案外やれるものですし、「Yさんならできる」という確信が僕にはあったから、そうしたのです。

マネジャーの腕の見せ所

同じような経験が僕にもあります。地上4000メートルからのスカイダイビングに挑戦したとき、飛行機から下をのぞくと足がすくみました。でも、陽気なインストラクターがワイワイと盛り上げてくれているうちに、気づいたらドアが開いて、空を飛んでいたんです。

もし、「これから飛び出しますよ。準備はいいですか? ハイ、ドアを開けます」なんてやっていたら、とんでもない恐怖に襲われて飛び出せなかったでしょうね。

ウィルもありスキルもあるスタッフを、いかに健全に挑発して挑戦に誘うのか。

そこはマネジャーの腕の見せ所と言えそうです。

ピョートル・フェリクス・グジバチ プロノイア・グループ株式会社代表取締役、株式会社TimeLeap取締役、連続起業家、投資家、経営コンサルタント、執筆者

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​Piotr Feliks Grzywacz

ポーランド出身。モルガン・スタンレーを経て、Google Japanでアジアパシフィックにおける人材育成と組織改革、リーダーシップ開発などの分野で活躍。2015年に独立し、未来創造企業のプロノイア・グループを設立。2016年にHRテクノロジー企業モティファイを共同創立し、2020年にエグジット。2019年に起業家教育事業のTimeLeapを共同創立。ベストセラー『ニューエリート』(大和書房)、『パラダイムシフト 新しい世界をつくる本質的な問いを議論しよう』(かんき出版)など著書多数。

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