とくにスタートアップに顕著な、日本の「困ったことがあれば、お互いに解決できそうな人を紹介しまくる」文化は、とてもいいものです。
もちろん誰でも紹介してくれるわけではなく、「ネットワーク」を活かすには、自らがよい仕事をすることが最優先です。
プロはプロとしか仕事をしないので、ネットワークにつながるためには、まずネットワークに貢献できるだけの「個」のスキルを確立すべきなのです。
おいしいポストは「キーパーソンネットワーク」で決まる
スタートアップでは、人材採用時に「リファラル(紹介、推薦)採用」と呼ばれる、自社の社員から友人や知人などを紹介してもらう手法を優先的に使っています。
「まだ表に出ていない魅力的なポスト」に声がかかるのは、リファラルの段階でキーパーソンに第一想起されるネットワークに入れているかどうかにかかっています。
令和では「おいしいポスト」は転職エージェントではなく、キーパーソンネットワークによってもたらされるのです。
このキーパーソンネットワークに入るために必要なのも、「スタートアップでいい仕事をすること」です。
スタートアップは実力第一主義で、ラクな仕事ではありません。しかし、実績を上げれば、お金や役職は、あとからついてきます。
成功すれば「高い給与」が与えられ、才能があれば「高い役職」を与えられる。これがスタートアップの基本原則です。
これから「スタートアップに身を投じてみたい」と思う人が、ひとりでも多く生まれ、活躍することを、『スタートアップ「転職✕副業」術』を上梓した著者として、強く願っています。
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