業績を牽引するのは、欧米向けのランニングシューズだ。前期の海外売上高比率は81%。欧州や米州は、5年前にともに500億円台だった売上高が、前期は1000億円の大台を突破した。ここ数年で急成長した、欧州と米州は、確実に収益柱となっている。
ランニングブームの追い風が吹く中、アシックスはニューヨーク、ロサンゼルス、パリをはじめ、世界の主要都市で開催されるマラソン大会のスポンサーを務め、ブランドの認知向上に力を注いできた。同時に、そのような都市には旗艦店クラスの大型店を積極的に出店。店舗では、三次元足型計測器を用い、顧客に最適なシューズを提案するなど、ランナーにアシックスブランドを訴求することに尽力してきた。地道な草の根マーケティングの結果、欧米では本格的にランニングに取り組むシリアスランナー市場で、圧倒的な支持を集めようになった。
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