特徴や注意点は?今さら聞けない米国株投資のギモンに答える。
混迷が続く株式市場を見る上では、多角的な視点が必要だろう。そこで、従来の日本株投資だけでなく、米国株も選択肢に入れた”二刀流”を考えてみたい。足元では両市場とも一進一退が続くが、いまが「仕込み場」と捉えれば、仕込んだ結果のリターンは「ダブル」で享受できることになる。
3月13日発売の『週刊東洋経済』では、「株の道場 米国株&日本株」を特集。『会社四季報』春号(3月17日発売)の最新予想に加え、『米国会社四季報』の作成ノウハウを生かし、日本株・米国株の最新ランキングなどを多数掲載。「お宝銘柄」を発掘するノウハウをお伝えしている。その特集の中から、米国株投資の基礎をQ&A形式で解説した記事をお届けする。
人気が高まる米国株投資
圧倒的な成長率から注目が集まる米国株。米国株投資の基礎をQ&A形式で解説する。
A 米国の代表的株価指数であるNYダウ平均が、この30年余りで10倍以上に膨らんでいることが大きい。
要因として、経済発展を支える人口の増加がある。1990年の2.5億人から、移民の流入などで2022年には3.3億人まで増えた。国連推計では50年には3.8億人まで拡大する見通しだ。
足元では米連邦準備制度理事会(FRB)の急激な利上げで、米国株市場は軟調に推移している。
だが、長期トレンドで見れば今後も成長が続く余地は十分ある。過度な期待は禁物とはいえ、今を仕込み場と捉える考え方はありだろう。
A ネット証券を中心に日本の大半の証券会社で米国株を購入できる。中でも、SBI証券やサクソバンク証券、マネックス証券、楽天証券などは5000〜6000程度の銘柄を扱っている。一方で、米国株を取り扱っていない、取扱銘柄数が少ない証券会社もあるため、注意したい。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら