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絶好調企業を厳選、最高益更新ランキング100 『会社四季報』春号から来期予想を先取り

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3月17日(金)発売予定の『会社四季報』春号の予想予想を基に、来期最高益更新ランキングをお届けする。

積み上がったコインを飛び越えるビジネスパーソンのイラスト
(イラスト:Zenzen / PIXTA)

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混迷が続く株式市場で投資の成果をあげるためには、日本株だけでなく、米国株も選択肢に入れた”二刀流”を考えてみたい。足元では両市場とも一進一退が続くが、いまが「仕込み場」と捉えれば、仕込んだ結果のリターンは「ダブル」で享受できるだろう。
3月13日発売の『週刊東洋経済』では、「株の道場 米国株&日本株」を特集。『会社四季報』春号(3月17日発売)の最新予想に加え、『米国会社四季報』の作成ノウハウを生かし、日本株・米国株の最新ランキングなどを多数掲載。「お宝銘柄」を発掘するノウハウをお伝えしている。その特集の中から、四季報のデータから抽出したランキングをお届けする。

来期最高益更新額ランキング

3月17日に小社刊『会社四季報』春号が発売される。四季報の最大の特徴は、取材に基づく独自予想にある。そして春号の最大の特徴は「来期」予想だ。

週刊東洋経済 2023年3/18特大号[雑誌](株の道場 米国株&日本株)
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2023年3月期はまだ終わっておらず、企業も来期予想は発表していない。だが、マーケットの関心は徐々に来期へと移りつつあるため、四季報を活用すれば来期業績を先取りできる。そこで四季報春号の今期・来期予想を基に10大ランキングを作成、注目企業を洗い出してみた。

まずは「最高益更新ランキング」だ。今期純利益が過去最高を更新しそうなうえ、来期純利益も今期純利益を上回りそうな企業だ。最高益更新「額」と「率」でそれぞれ50社ずつ表にした。額は絶好調な大型銘柄、率は業績が急拡大する中小型銘柄が中心となった。

額から見ていこう。1位は自動車部品のデンソー。今3月期はパワートレインや予防安全機能向けを軸に部品数量が増えるほか、来期は新車生産が上向き、各製品の出荷数量も増える見通し。生産合理化も寄与し、材料費や物流費高は販価是正でかわす見通しだ。

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