世界の株式市場を牽引する米大型銘柄の今期業績はどうなるか? 時価総額が大きい順にランキングし、今期の業績予想や配当利回り、PERなどを表にした。
混迷が続く株式市場を見る上では、多角的な視点が必要だろう。そこで、従来の日本株投資だけでなく、米国株も選択肢に入れた”二刀流”を考えてみたい。足元では両市場とも一進一退が続くが、いまが「仕込み場」と捉えれば、仕込んだ結果のリターンは「ダブル」で享受できることになる。
3月13日発売の『週刊東洋経済』では、「株の道場 米国株&日本株」を特集。『会社四季報』春号(3月17日発売)の最新予想に加え、『米国会社四季報』の作成ノウハウを生かし、日本株・米国株の最新ランキングなどを多数掲載。「お宝銘柄」を発掘するノウハウをお伝えしている。その特集の中から、米国株銘柄のランキングをお届けする。
時価総額が高い米国株の今期の業績は?
世界の株式市場を牽引する米大型銘柄の今期業績はどうなるか? 時価総額が大きい順にランキングし、今期の業績予想や配当利回り、PERなどを表にした。
時価総額1位のAppleは今期減収減益の予想。中国のロックダウン(都市封鎖)に伴う現地工場の生産停滞、ドル高による海外売上高の目減りが影響する。減収減益は2019年9月期以来となる。
2位は「ChatGPT」を開発する米新興企業「オープンAI」に大規模投資を行っているMicrosoftだ。ChatGPTの技術を検索サービスに取り込むなど、機能向上に力を入れる。同社は今期増収の見通しだ。
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