この間、アナログ時刻表示の新たなデザインを市場に定着させつつ、世界的なマーケティング戦略で中国を中心とする海外のファンを多く獲得した。増田氏は拡大期にあたる2010年から2015年について、「いちばん強く印象に残っている。事業が大きくなって、社員が活性化した。私も楽しかった」と振り返る。
「時計事業を当社の柱にした専務の経験とノウハウを最大限活かすべきだと考えた」「創業家であるかどうかではなく、目指すべき姿を実現できる人物かどうかで彼を指名した」。和宏社長は増田氏を後任に選任した理由をそう話す。
対する増田氏は、「そこ(創業家ではないということ)よりもむしろ、事業環境の厳しさの中で、会社の価値を最大化することにプレッシャーを感じる」と発言。「会社の成長と社員の成長は一体。だから、絶対にやってのけないと」と力が入る。
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