ZR-V対クロストレック、ホンダ&スバルSUV対決 都会派か、アウトドア派か、好みがわかれる2台

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デジタルマルチビューモニター
デジタルマルチビューモニターのトップビュー+リヤビュー+後退時ブレーキアシスト表示(写真:SUBARU)

さらに駐車支援でも、新採用の11.6インチ・センターインフォメーションディスプレイ搭載車に、「デジタルマルチビューモニター」を採用。フロントグリル、ドアミラー、リアゲートに備えた4つのカメラの映像をモニターに映し出し、車両を上から見たようなトップビュー表示なども可能。駐車時に死角となるエリアの確認をサポートする。ほかにも、左右のドアミラーに装着されたカメラから車両横方向の映像を映すこともでき、道路端への幅寄せ駐車時や、狭い道への進入、他車両とのすれ違い時の運転もサポートする。

ZR-Vの安全装備

フロントワイドビューモニター
ZR-Vのフロントワイドビューモニター(写真:本田技研工業)

対するZR-Vでは、フロントワイドビューカメラに、約100度の有効水平画角を持つ広角カメラと高速画像処理チップを採用。「CMBS(衝突被害軽減ブレーキ)」などの機能作動時に対象物の検知精度を高めている。

また、前後バンパーに4カ所ずつ設置したソナーセンサーは、近距離における外壁やガラスなどを高い精度で検知し、アクセル踏み間違いなどによる誤発進の抑制や衝突の回避に貢献する。

ソナーセンサー
前後バンパーにはソナーセンサーを装備(写真:本田技研工業)

さらにリアバンパーに内蔵されたレーダーで、車両の後側方25m以内に接近する車両を検知し、斜め後ろにいるクルマの存在をドアミラーのインジケーターで知らせる「ブラインドスポットインフォメーション」を標準装備した。走行中、死角にいる車両の存在を知らせることで、安全性を向上させている。

なお、ZR-Vでも駐車時に車両を上から見た映像など、さまざまな情報をセンターモニターに表示する「マルチビューカメラシステム」を用意することで(タイプ別設定)、駐車や細い路地の走行などが苦手なドライバーを支援する数々の機能を誇る。

ほかにもクロストレックでは、最新のコネクティッドサービス「スバルスターリンク」を採用。スマートフォンで離れた場所からドアの施錠や解錠などができ、クルマをWi-Fiスポットにできる機能、万が一の事故時などにコールセンターへ自動で接続し迅速な救命活動をサポートする機能などを持つ。

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