長野県佐久市立国保浅間総合病院「スマート外来」では、患者の8割が3カ月で約5kgの減量と、脂肪肝の改善に成功しています。患者さんの成功事例を参考に、肝臓から脂肪を落とす食事の実践的な取り組み方を紹介します。
『専門医が教える 肝臓から脂肪を落とす食事術 予約の取れないスマート外来のメソッド』が大好評の肝臓外科医・尾形哲氏がこの度、『専門医が教える 肝臓から脂肪を落とす7日間実践レシピ』を上梓。本書から一部抜粋・再構成してお届けします。
ダイエットは一生続けるものではない
コンビニ食材やスーパーの惣菜、カット野菜などを活用し、料理の経験がほとんどなくても肝臓の脂肪を落とす食事を実現できるのが、「7日間3食プログラム」です。
実際、調理に時間をかけずに減量を成功させた患者さんの例を紹介しましょう。
柔道整復師として接骨院を営むKさん(男性・当時33歳)は、仕事の都合で食事時間にはバラツキがあり、ストレスも多かったそうです。お腹が満たされればそれでいいと思っていたKさんは、夕食にカップ麺2つにご飯を入れて食べていました。体重は145kgの巨漢となり、ある日、顔面に帯状疱疹が出て私が勤める病院に入院されました。
トピックボードAD
有料会員限定記事
ライフの人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら