アンプティサッカー日本代表と両立、25歳の野望 「2つの顔を持って働く」がキャリアに与える影響

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僕が目標を見失わないために意識してきたのは、尊敬できる人たちの中に身を置き、自分のロールモデルとなりうるような人をたくさん見つけることです。

アンプティサッカー選手としては、自分よりも数段上のレベルの社会人フットサルチームに参加させてもらっていますが、そこでは年上で自分より忙しい人でも言い訳せず真剣に競技に向き合っていますし、Sansanを選んだ時は優秀な先輩たちがモチベーション高く仕事をしていることが決め手の一つになりました。

特に仕事は、完全な勝ち負けがない世界なので、スポーツと違って明確な目標を持ちづらいかもしれません。そういうときこそ、自分に刺激を与えてくれる周りの人たちの存在が大切なんじゃないかなと思います。

(画像:エンジニアtype編集部)

「○○を任せるなら金子がベスト」だと認知されたい

ーー最後に、金子さんの今後の目標を教えてください。

アンプティサッカー選手としては、2026年ワールドカップでの優勝を目指しています。今大会は悔いが残る内容だったので、次は目標を達成できるように、個人としてもチームとしてももっと強くなりたい。そして自分たちの活躍を通じて、アンプティサッカーそのものも盛り上げていけたらうれしいですね。

研究開発としての仕事に関しては、ありがたいことに自分のやりたい事業で大きな裁量を持たせてもらっているので、先ほども触れたように今後は「○○を任せるなら金子がベスト」だと周囲に認知してもらえるように、自分の得意や強みとなる軸を見つけ、成果を上げていけたらと思っています。

(画像:エンジニアtype編集部)

取材・文/一本麻衣 撮影/桑原美樹 編集/玉城智子(編集部)

Sansan株式会社
技術本部 研究開発部 Data Analysisグループ 金子慶也さん

東京大学大学院時代は寄生虫のゲノム解析に没頭。2022年3月に卒業後、同年4月にSansanへ入社。研究開発部に所属し、インボイス管理サービス『Bill One』の開発プロジェクトに従事。22年の9月から10月にかけてトルコで開催されたアンプティサッカーワールドカップトルコ⼤会2022 「WAFF AMPUTEE FOOTBALL WORLD CUP 2022」に日本代表として出場

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『エンジニアtype』編集部

キャリアデザインセンターが運営するwebマガジン。「どう創る? これから先のシゴト人生」をテーマに、エンジニアの今後の仕事選択・働き方・スキルアップなどに役立つ情報を配信している。

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