中国で爆売れ!日本人も所属する「INTO1」の正体 日本人のファンも多く、イベントも開催した
日本人や日本とアメリカのハーフが所属している、中国発のボーイズグループ『INTO1』。彼らはいま中国の若者たちから爆発的な人気を得ている。
『INTO1』は2021年に、中国のオンラインプラットフォーム『テンセントビデオ』で放送されたアイドルオーディション番組『創造営2021』から、期間限定(2023年解散予定)でデビューした。メンバーは、中国、日本、タイ、アメリカ出身とグローバルな11人で構成されている。
『創造営2021』は、日本、タイ、ロシアなど海外からの参加者が多く、また日本語をはじめ、英語、韓国語、タイ語、インドネシア語の字幕付きでも放送されたことで、世界各地で話題を呼んだ。シーズン全体の番組再生回数は50億回という数字を打ち出している。
そんな『創造営2021』からデビューした『INTO1』はデビュー1年目で3枚のアルバムをリリースし、8つの音楽賞を受賞した。バラエティ番組のレギュラー出演が決定するなど、テレビ、オンラインプラットフォーム、雑誌、路上広告など、中国各地で連日彼らの姿を目にする機会が増えている。
また、イタリアのファッションブランド『VALENTINO(ヴァレンティノ)』 やスイスの時計ブランド『LONGINES(ロンジン)』などのグローバルブランドも広告アンバサダーに起用し、世界的にも知名度を高めている。
中国の「ボーイズグループ」日本人所属は初めて
中国の若者の間で人気を得ている理由の1つとしては、メンバーのバックグラウンドがあるのだろう。11人のメンバーのなかには、もともと別のボーイズグループで活動していたという経歴の人が少なくない。
なかなか売れず、日の目を見なかった経験が、ファンたちに共感を呼び、「応援したい」「もっと活躍してほしい」と後押しさせるのだろう。
先に述べたように『INTO1』には日本からのメンバーが所属している。中国発のボーイズグループに日本人メンバーが所属というのは、実はこの『INTO1』が初めてだと言われている。そんな彼らもまた日本では多くの苦労を経験してきたようだ。
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