まずは、恋愛観・結婚観に関する項目から。
「結婚して子供がいなくてもかまわないと思う」と答えた人の割合は、2020年から何と 13.2ポイントも増加。「未婚で子供がいてもかまわないと思う」も9.0ポイントの増加です。男性の中では古い恋愛観・結婚観を引きずっておらず、価値観が多様化する時代にふさわしい、柔軟な考え方をしています。
数値自体は低いものの「人前でキスすることに抵抗はない」人も全体1位タイの11.3%に。家族愛に目覚めた40代おじさんは、人前で妻とのアツアツぶりを見せつけているのでしょうか。
52.8%(男性1位) 全体平均:53.9% *2020年48.6%(男性3位)
29.2%(男性2位) 全体平均:25.6% *2020年36.0%(全体1位)
26.0%(全体1位) 全体平均:22.5% *2020年20.2%(男性最下位/全体9位)
仕事観も「縛られない」方向への変化が見られました。
「キャリアアップのためには、会社を替わってもかまわない」と考える人が増え、連動するように、2020年には全体1位だった「会社に対する忠誠心がある」人は6.8ポイントのマイナスとなっています。
そして、「海外で働くことに抵抗はない」人にいたっては、2020年の男性最下位、全性年代中9位から、一気に全性年代中1位に上りつめています。英語の会話力について「かなり込み入った話ができる」と答えた人は4.0%、「ふだんの日常会話ができる」と答えた人は10.2%しかいなかったにもかかわらずです。
何なんでしょう、それでもやっていけると思っているこの謎の自信は(笑)。新しい環境への好奇心、チャレンジ精神がむくむくと湧き上がっているようです。
「自分の勘」を信じている
36.5%(男性最下位) 全体平均:36.3% *2020年37.8%(男性4位)
50.4%(全体最下位) 全体平均:53.6% *2022年から聴取開始
21.7%(男性最下位) 全体平均:21.1% *2020年23.0%(男性3位)
最後の特徴は「アナログ派」。今回の調査結果の中で40代おじさんのアキレス腱となり得るものがあるとすれば、ここでしょうか。
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