「なぜか垢抜けない人」がしている勘違いな髪型 洋服にも髪型にも通じる「8対2」の法則とは

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「なぜか垢抜けない……」と悩む人に向け、洋服にも髪型にも通じる「8対2」の法則を紹介します(写真:Fast&Slow/PIXTA)
Twitterで「美髪のプロ」としての発信が人気で、ご自身が現役美容師で美容院の経営者でもあるりょうさん。美しいものには一定の法則があり、それが「フォーマル8対カジュアル2」の法則だそうです。
もともとファッションの理論だったこの考え方を、りょうさんは髪にも取り入れ、誰でも簡単に上級おしゃれになれる髪の法則をあみ出しました。「なぜか垢抜けない……」と悩む人に向けて、ワンランク上のおしゃれさんになれる視点をイラストや表を交えて伝えます(本稿はりょう氏の著書『1日10秒で髪も人生もきらめきだす! ヘアケアの魔法』の一部を抜粋・編集したものです)。

「おしゃれ」と感じる人には論理的な理由がある

こんにちは、名古屋市内で美容室を経営しているりょうです。美容師として現在まで11年以上にわたり、さまざまなお客様の髪の悩みと向き合ってきました。その中で「おしゃれになれない」というお悩みをお聞きすることがよくありました。

「なぜか垢抜けないな」「どうしてあの人は素敵なんだろう?」あなたも、自分や他人を見てそう感じることはありませんか? 一見感覚的なものですが、それは理論的に説明できます。おしゃれに見せるのって、実はポイントをおさえたら簡単なんです。順を追ってご説明していきますね。

美しいもののバランスには一定の法則があります。美しさの基本はフォーマルです。きちんとしている、整っているという印象があれば、私たちは「美しい」と感じます。わかりやすくいうと、式典などフォーマルなシーンで着るものや、ふさわしいとされている髪型です。

しかし、完璧すぎて隙がないと息苦しいし、形式ばっていてつまらない。そこにカジュアルな抜け感を入れると、とたんに「おしゃれ」に変わります。

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