芸能人より「加工した自分の顔」メイク人気の真相 Z世代にフィルターアプリが与えた大きな影響

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事例1:コリンコ・束感のある部分用つけまつげ

1本ずつ毛をつけられる、部分用つけまつげ。韓国のアイドルや中国のワンホンメイク(中国美女のような凛として、大人っぽい雰囲気のメイク)などの影響で束感まつげが人気だが、このつけまつげは“インスタグラムのフィルターのような束感まつげ”が作れるとSNS上で話題になっている。このつけまつげを付けることで「フィルターを付けた自分の顔に近づくことができる」と人気だ。

実際にこの商品を購入した東京都在住の女子高校生は「つけまつげをするだけでインスタのフィルターを付けた顔のようになった! いつもの自分よりもかわいくなった」と評価していた。

コリンコのつけまつげ(画像:販売サイトより)

アジア人の肌に合うように作られているリップ

事例2:泥リップ(マッドリップ):マッド感のあるグラデーションリップ

中国発、日本やアジアで総販売数1000万本を突破したという大人気のリップ。泥のような質感が特徴的で泥リップと呼ばれている。長時間美しい色を保てるうえ、チークやアイシャドウとしても使える。カラーは全18色で、アジア人の肌に合うように作られているうえ、チョコの香りがして美味しそうと、若者に人気だ。これがインスタで人気のフィルターで撮影したような唇の質感を再現できると人気を集めている。

インタビューした東京都在住の女子大生は「マットすぎない質感がフィルターみたいで盛れるし、従来のマットリップとは違う、軽くて乾燥しにくいテクスチャが使いやすい」と絶賛していた。

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