キャンパスで女子のほうが多いと、単に数の上で女性があぶれやすくなるばかりか、男性が優位に立って、男女関係の性質を変えてしまうという調査があります。
米国の大学を対象とした調査で、社会学者マーク・レグネラスとジェレミー・ウェッカーは、女性比率の高い大学では、女子学生はデートやセックスに対して好ましくない態度を示しがちなことを見いだしました。
女子のほうが多い学校と男子のほうが多い学校を比べると、学生のうち女子比率が47%である学校では、在学中に彼氏を持ったことのない女子学生の69%が処女であるのに対し、女子比率60%の学校では54%に減ります。
恋愛対象になる男が少ない学校のほうが、特定の彼氏のいない女子学生は性体験を持ちやすくなるのです。
男子学生が少ないと、彼氏にセックスを待たせられない
在学中に少なくとも1人の彼氏がいたことがあるという女子学生の場合でも、性的に活発な人とそうではない人のギャップは同様に大きいのです。男子学生のほうが多い大学の場合、こうした女子学生の45%が処女ですが、その逆の場合、処女の確率はわずか30%しかないのです。
現在の彼氏が性的関係に入ることを待ってくれそうな場合でさえ、この比率は変わりません。女性のほうが多いキャンパスでは、そうした女子学生の17%しか処女ではありませんが、その逆の場合は30%が処女なのです。
これらのエビデンス(証拠)が示していることは、男子のほうが少ない場合には、女子学生は彼氏にセックスを待たせられなくなるということです。これを見れば、女子学生のほうが多い学校では、カジュアル・セックスもより盛んであることに驚きはないでしょう。
たとえば、女性のほうが多い学校の女子学生で、かつて彼氏がいたが今は独り身である女子学生のうち、過去1カ月以内にセックスをした経験がある学生は27%いるのに対し、その逆の男女比率ではわずか20%です。男が相対的に少なくなると、独り身の女性はより性的に活発になるのです。
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