シティCEOが米国は来年下期に景気後退に突入 世界はすでにリセッションに入っていると認識

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米経済の向こう12-24カ月は不確実性高まる

USバンコープのアンディ・セシアCEOは「消費者はなお健全であり、お金を使っている。現金残高はコロナ禍前の水準を大きく上回っているが、現在はちょっとした転換点に差し掛かっていると思う」と発言。「現状は良好だが、クッションとも言える現金残高が近いうちになくなり始め、行動の変化や消費鈍化につながる見通しだ」と同会合で説明した。

バンク・オブ・アメリカ(BofA)のブライアン・モイニハンCEOは11月の同行カード支出が5%増に鈍化し、消費者の預金残高も減少し始めたとした上で、同行のベースシナリオは23年の緩やかなリセッションだと述べた。

ゴールドマンのデービッド・ソロモンCEOは7日、ダラス・シティズンズ・カウンシルの年次会合で、米経済がソフトランディングに向かう可能性はあるものの、緩やかなリセッションにたやすく転じ得ると分析。消費者については当面なお比較的好調だと述べた。

その上で、「現在、米経済の向こう12-24カ月の先行きで、しばらくぶりに不確実性が高まっている」とし、「最善の結果を期待する一方で、困難な状況にも備えている」と述べた。

原題:Citi’s Fraser Warns US Likely to Enter Recession Next Year (1)(抜粋)

--取材協力:、.

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著者:Jennifer Surane、Max Reyes

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