ダチョウ倶楽部・肥後さん「純烈」と涙する"青春" 純烈メンバーや片岡鶴太郎さんとの温かい絆
――今年8月、NHKの大型音楽番組『ライブ・エール』で猿岩石のヒット曲「白い雲のように」を初披露。この時はどんな気持ちでしたか?
緊張もしてたんですけど、舞台に出て歌って涙して。ステージを降りて舞台袖から廊下のほうにバーッとはけたら、そこでまた全員号泣ですよ。得体の知れない達成感と感動と、ハートフルな気持ちでいっぱいになりました。
驚いたのは、僕らや純烈とダチョウ俱楽部のスタッフだけじゃなくて、直接関わりのない番組のスタッフもみんなもらい泣きしてたこと。すごい感動的なシーンでしたね。
純烈と一緒にやっていると、感動が生まれる
――『ライブ・エール』に続いて、毎年恒例の夏のロック・フェスティバル『氣志團万博』にも出演されました。
8千人ぐらいのお客さんが集まるなか、みんなでギャグやって「白い雲のように」を歌って。ステージを降りたら、その時もまたスタッフとか含めてみんなで号泣。あれはもう“おじさんたちの青春”でしたね。純烈とダチョウ俱楽部もそうですけど、周りのスタッフもおじさん、おばさんばっかりだから。いい歳したみんなの青春でした。
純烈と一緒にやってると、なぜだか感動が生まれる。「救われた」ってところから、次のステージにいったというか。“おじさんアイドル”である純烈の力が大きいと思いますけど、みんなを感動させられるっていうすごく新鮮な経験をさせてもらっています。
――アーティストとして歌って踊るのは、お笑いと勝手が違うものですか?
違うんですけど、目の前にいるお客さんを喜ばせるっていう意味では一緒だと思います。ギャグで喜ばせるのか、歌で喜ばせるのかの違いだけじゃないかな。僕のスタンスとしてはね。ただ、お客さんの見方は少し違うのかもしれない。
「白い雲のように」とか歌ってお客さんがワーッてなるのを見ると、グッときて声が出なくなっちゃうんですよ。そうすると、ネットで「歌詞忘れてる」とかって書き込まれちゃう(笑)。不思議なもんで、純烈のメンバーなら「感動してる」って受け止められるんです。そこの違いはありますかね。
叶うなら、『NHK紅白歌合戦』にも出たいですよ(取材は公式発表前。純烈は紅白出場決定)。大晦日に「純烈♨ダチョウ」が出ると、みんな何か知らないけど笑ってしまうから。笑顔で終われたら最高だなと思いますけど、こればっかりはわかんないですね。
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