話を聞くのがどうもヘタな人に伝えたいコツ4選 相手に委ね、眉毛で喋り、正直に、沈黙は金なり
先に、ご紹介する12の小手先をお見せします。
2眉毛にしゃべらせよう
3正直でいよう
4沈黙に強くなろう
5返事は遅く
6色の相槌
7奥義オウム返し
8気持ちと事実をセットに
9「わからない」を使う
10傷つけない言葉を考えよう
11なにも思い浮かばないときは質問しよう
12また会おう
さてさて、カウンセラーたちが普段使っているささやかな小手先たち、一体全体どんなものか?
【1 時間と場所を決めてもらおう】
と言いつつ、最初から本質的な話になってしまう気もするのですが、話を聞くために最も重要なのは設定です。
設定というのは、たとえば時間や場所のことです。
話をするための時間がどれくらいあるかによって、話す内容は変わってきます。基本的には、しょっちゅう会っていて、時間が長いほど、深い話をできます。
それから場所。みんながいる広間でしゃべるか、2人きりの密室でしゃべるか。基本的には密室のほうが深い話ができるけど、広間のほうが安全に話ができます。あとから、しゃべらなきゃよかったと思う話をしないで済むのが、広間のいいところです。
決定権を相手に委ねよう
ですから、誰かの話をきちんと聞かなきゃいけなくなったら、どういう場所で、どれだけの時間、話をするのか、相手に選んでもらうといい。決定権を委ねましょう。
「どこで話そうか?」「どれくらいの時間あるといいかな?」と尋ねてみるのが小手先その1。相手がちょうどよい(程度問題!)設定を提案してくれるはずです。
【2 眉毛にしゃべらせよう】
設定が決まったら、次は小手先中の小手先。眉毛です。
知り合いの心理士は「話を聞くには眉毛が大事」と眉をひそめながら断言していました。
別に眉毛じゃなくてもいい。話を聞くためには反応がオーバーであったほうがいい、ということです。
眉毛のいいところは、眉をあげるかひそめるか、表情が二通りくらいしかないので、大変シンプルで、使い勝手がいいことです。
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