「失礼すぎる人」にナメられないための「超必勝法」 「いじってもいい」と勘違いする相手を交わす策
「話しやすい人」になりすぎると、ナメられる?
私はずっと「話しやすい人になるにはどうすればいいか」についてお伝えしてきました。
しかし、世の中には、話しやすい人のことを、勝手に「おとなしい」「お人よし」「くみしやすい」と決めつけ、軽んじたり、都合よくコントロールしようとしたり、「いじってもいい対象」認定したりしてくる人がいます。
話しやすいと思われる人は、人当たりがよく、あまり我を通そうとせず、人の話をきちんと聞くことが多いため、「おとなしい」「お人よし」「くみしやすい」と勘違いされやすいのですが、もちろんそんなことはありません。
むしろ、自分の心の中や他人の言動をシビアに観察し、心の中ではいろいろと考えをめぐらせています。
自分や他人をしっかり観察しているからこそ、何をどのように伝え、どのようにふるまうと相手が心地よいと感じるか、不快だと感じるかが想像できるのです。
ちなみに、私も話しやすいと思われやすいタイプですが、特に若いころは、「この人、自分のことを軽んじているな」「この人、自分のことをコントロールしようとしているな」と感じることがしばしばありました。
年齢を重ねるにつれ、あからさまに軽んじられることは少なくなりましたが、たまにそうした人に出くわすと、「ああ、この人は、私の表面しか見ていないんだな」「他人にそういう態度で接していると、いずれ大きなしっぺ返しを食らうかもしれないけど、どうかそのままでいてください」と心の中でひそかに思い、極力近づかないようにしています。