
(写真:Getty Images)
トランプ米大統領の発言次第で激動する株式相場。日本企業の今期業績は6年ぶりに減益となる見通しだが、変化は株式投資の好機だ。本特集で『会社四季報』の先取り予想を活用し、有望銘柄を発掘しよう。
トランプ米大統領は景気悪化に備えた「予防的利下げ」の必要性を強調し、FRB(米連邦準備制度理事会)に政策金利の引き下げを要求してきた。4月にはパウエル議長を「一刻も早く解任すべきだ」とSNSに投稿し、金利据え置きを続けるFRBへの圧力を一段と強めた。
金利低下は景気を刺激するとされるが、現在の米国で予想される利下げの影響はそう単純ではない。政策金利に呼応して短期金利が低下する一方、消費を過度に刺激しインフレが再燃しかねず、長期金利は上昇に向かうだろう。
輸出株の間で乗り換えか
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