「失礼すぎる人」にナメられないための「超必勝法」 「いじってもいい」と勘違いする相手を交わす策
相手が不愉快なことを言ったりしてきたとき、あからさまにスルーする(相手にしない)、「そういうことを言われる(される)のは、とても不愉快なのでやめてください」と冷静に、かつはっきり伝える、といった手段をとるのです。
ふだん話しやすい人が、いきなりそうした態度を見せると、たいてい相手は驚きます。
薬が効きすぎて、相手の機嫌を損ねたり、相手との関係が悪くなったりすることがあるかもしれませんが、気に病む必要はありません。
そもそも、話しやすいというだけで、あさはかにも「お人よしでくみしやすい」と判断したり、あなたのほうから攻撃をしたわけでもないのに、あなたに一方的に意地悪をしたりするような人と、建設的な人間関係を築くことができるでしょうか。
二人の人間関係が、あなたの我慢のうえに成り立っているのなら、それはすでに健全な関係性ではありません。
依存してくる相手は、さりげなくかわす
なお、話しやすい人にありがちな人間関係の問題としては、ほかに、「依存されやすい」ことが挙げられます。
世の中には、どうしても周りから「あの人とはあまり話したくない」と思われてしまう人がいます。
「他人が聞いてもあまり興味を惹かれない話や自慢話ばかりする」「同じ話を何度も繰り返す」「話が要領を得ず、ダラダラと長い」「人の話を聞かず、自分だけが一方的に話す」など、独りよがりな話し方をするため、聞いているほうを疲れさせてしまうのです。
「ただ単に話すのが好き(会話好きではなく、自分が話すのが好き)」「常に誰かに自分をアピールし、認めてもらわないと、不安で仕方がない」「自分の話は面白く、誰もが興味を持つはずだと思い込んでいる」など、理由は人それぞれでしょうが、彼らは心の中で常に話を聞いてくれる相手、自分を認めてくれる相手を求めています。
でも、その欲求が強すぎて、周りの人を辟易させてしまい、話を聞いてもらえなくなり、フラストレーションがたまり、さらに欲求が肥大化する……という悪循環に陥っているのです。