ヤクルトは福島工場と岩手工場の製造ラインに被害。一部製品は完全に供給不可能【震災関連速報】

ヤクルトは福島工場と岩手工場の製造ラインに被害。一部製品は完全に供給不可能【震災関連速報】

ヤクルトは、東日本大震災の影響で福島工場(福島県福島市黒岩字遠沖)と岩手工場(岩手県北上市相去町大松沢)のタンクが傾くなど製造ラインの一部に問題が生じたため、15日時点で操業が止まっている。なお、全従業員の安全については確認済み。

被害そのものは大きくないが、修理業者を呼べる状況ではないため「ヤクルト」などの製造は、地震の影響がなかった他工場へ振り替えを計画中。今後は被害がなかった他工場をフル稼働させる。特に岩手工場の製造品は千葉工場(千葉県四街道市和田)、福島工場は富士裾野工場(静岡県裾野市)や京都工場(京都府宇治市)に振り替え予定だという。

ただ、被害があった2工場でしか生産していなかった「ヤクルト300V」や「ヤクルト元気ヨーグルト」は当面供給を停止する事となった。

ヤクルトは今後、自社工場の復旧と同時に農林水産省などの要請を待って30万本の飲料を被災地へ輸送する予定。内訳は、ミネラルウォーター(500ml)10万本、お茶(500ml)10万本、スポーツ飲料(500ml)10万本。通常は乳酸飲料を運ぶ自社のタンクローリー車(1台で9000Lの液体を運ぶ事が可能)3台を被災地に派遣する予定だ。

(張 子渓 =東洋経済オンライン)

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