テレ東「深夜ドラマ」プロデューサーが語る仕事論 「取り残されたジャンルに果敢に攻めていける」
── 今後の仕事の目標はありますか? 最近の傾向としては、プロデューサーとして独立する選択肢もあるのではないでしょうか。
祖父江:私は、実は怠け者なので、枷がないと何もしないかもしれない(笑)。だから会社にいるのは、自分にとってはちょうどいいと思っています。制限がある中だからこそアイデアも浮かんでくるし。条件の中で最大限の仕事をする。そういう仕事の仕方、生き方をしていく人間だと思っています。
── その生き方にこのテレビ東京は合っていると思われますか。
祖父江:そう思います。これだけ自由にやらせてくれる会社はないですからね。そして、イヤな人がいない。やることは多いけど、みんなが楽しく、いそいそと働いてる会社だから、私は居心地が良いです。入社時は違うテレビ局が本命だったので、「テレ東か〜」って思ったんですが、入ってみたらやっぱりここで良かったと思っています。
柔軟に変わっていける大人がカッコいい
── LEON.JPでは、大人のカッコいいを模索しています。祖父江さんにとってカッコいい大人ってどんな人だと思いますか。
祖父江:変化することを恐れない人。何かに固執せず、柔軟に変わっていける人ですね。「生きるってことは変わるってことさ」という、新世紀エヴァンゲリオンに出てくる加持リョウジが言った有名なセリフがありまして。
私は未だにあの人が世界で1番カッコいいと思っていて(笑)。変わることを恐れない、変わっていくことに順応できる大人がカッコいいじゃないでしょうか。
(文/木村千鶴)
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら