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世界で最も恐ろしい樹木「マンチニール」の正体 学校では教えてくれない「ヤバい生き物の話」3選

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●ロイコクロリディウム

ロイコクロリディウムは、幼虫の時はカタツムリに、成虫の時は鳥に寄生する寄生虫です。

鳥に寄生した成虫から産まれた卵は、まず鳥のフンとともに排出され、カタツムリが鳥のフンと一緒に食べます。そしてカタツムリの体内で幼虫が孵化し、そのカタツムリに寄生します。

その後、カタツムリが鳥に食べられると鳥に寄生し、成虫となり、また卵を産むのです。

宿主を利用する虫

●宿主をわざと鳥に食べさせる

ロイコクロリディウムの幼虫は、カタツムリにただ寄生するだけではありません。

寄生されたカタツムリは明るい場所を好むようになり、触角も目立つ色に変わります。すると、目立つ触角で明るい場所にいるため鳥に見つかりやすくなり、イモムシと間違われて食べられてしまいます。

ロイコクロリディウムはカタツムリを操り、わざと鳥に食べられるように仕向けているのです。

●テントウハラボソコマユバチ

テントウハラボソコマユバチというハチは産卵する時、テントウムシに麻酔を打ち、脇腹に卵を産み付けます。

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その後、生まれた幼虫はテントウムシの体内へと入り込み、どんどん体を食べていきます。

そしてテントウムシの半分以上の大きさまで成長したテントウハラボソコマユバチの幼虫は、テントウムシから出てきてさなぎになり、その後、成虫になります。

●宿主をボディガードに

体内を食べられたテントウムシは、幼虫が出て行って、さなぎになった後も3割以上が生きています。

そしてテントウムシは、麻酔と一緒に打ち込まれたウイルスによって操られ、さなぎが成虫になるまでの1週間、さなぎを天敵から守り続けます。

テントウハラボソコマユバチはテントウムシの体を食べつくしたあげく、そのテントウムシをボディガードにしてしまうのです。

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