聞く人が疲弊「自分を大きくみせがちな人」の特徴 自慢話ばかり話していると相手も疲れてしまう

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もちろん、本当に楽しんでもらうためには話術も必要ですし、どんなに内容が面白くても、「持てる人」が話しているというだけで「自慢かよ」と思ってしまう人は一定数いますが、「自分の話は、相手に何かしらのメリットをもたらすだろうか」「相手は自分の話をどんな気持ちで聞いているのだろうか」といったことを常に意識するだけで、相手に与える印象は大きく変わるのではないでしょうか。

自分を大きく見せようとしないことが、人生を楽にする

ちなみに、昔は人並みに「自分を大きく見せたい」という欲求もあった私が、それをあまりしなくなったのは、20代の終わりに自分のホームページを立ち上げてからです。 

ホームページ上では、やろうと思えばいくらでも自分を偽ることができます。

実際、SNS上で、自分や自分の生活などをよく見せることに腐心している人を、今もしばしば見かけます。

ところが、幸か不幸か、当時私の職場に、ちょっとうるさ型の先輩がいて、その方が私のホームページをしばしばご覧になっていることがわかりました。

「ホームページ上で、少しでも自分を良く書いたら、きっと陰で『あんなに仕事できないくせに、何有能ぶってるの?』などと言われるに違いない……!」

そんな猜疑心と恐怖に襲われた私は、とにかく「自分を良く見せるようなことを書かない」ことを心に誓いました。そして、そのほうが読んでいる人に喜ばれること、何より自分自身が楽なことに気づいたのです。

世の中に完璧な人はいません。

一見、完璧そうな人はいますが、そういう人は、周りから尊敬されてはいても、「近寄りがたい」と思われていたり、心の中に闇のようなものを抱えていたりすることが少なくありません。

もちろん、知らないことを知ろうとしたり、できないことを克服する努力をしたりすることは大事ですが、ことさらに自分を大きく見せたり、完璧に見せたりするよりも、わからないことは「わからない」、できないことは「できない」と素直に言ってしまったほうが、周りの人から助けてもらえることが増え、実力以上のことができてしまう可能性が高まります。

また、自分自身も相手もリラックスでき、話しやすい人と思われることが増えるのではないかと、私は思います。

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アルファポリスビジネス編集部

アルファポリスはエンターテインメントコンテンツのポータルサイト。小説、漫画、書籍情報などを無料で配信。最近はビジネス系の記事にも力を入れている。

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