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ジャクソンホール会議後の日米欧金融政策の行方 白井さゆり慶大教授(元日銀審議委員)に聞く

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  • 中村 稔 東洋経済 編集委員
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――株価はまだ調整が必要となるでしょうか。

今年第1、第2四半期のアメリカ企業業績を見るとアナリストの予想を上回る増益基調が続いており、その意味ではアメリカ経済のモメンタム(勢い)はまだ強い。ただ、それだけに今後は金融引き締めで勢いを抑えなくてはならず、企業収益が減って株価が下がる可能性は高いのではないか。

世界的にもこれから利上げが進んでいくと見られ、新興諸国は通貨安と金利高騰でより厳しいし、世界経済の見通しも下方修正されていくだろう。世界経済は一段と不安定化すると見ている。

9月8日のECB理事会で0.75%の追加利上げも

――欧州もユーロ圏で8.9%、イギリスで10.1%(いずれも7月の消費者物価指数)というインフレに見舞われ、利上げを余儀なくされています。

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