AOKIHLDは全店の1割弱が休業、岩手県などでは早期に営業を再開する店舗も【震災関連速報】
紳士服チェーン「AOKI」を展開するAOKIホールディングスは、11日に発生した東日本巨大地震で、東北地方の店舗を中心に38店で臨時休業、8店で短縮営業をしている。またカラオケ・複合カフェについても32店を休業、また7店では飲食等のサービス提供が出来ない状態での営業となっている。
14日時点で休業している店舗数は合計70店に上るが、グループ全787店の1割弱で業績への影響は限定的という。また、13日に休業していた茨城県や山形県などの店舗が営業を再開するなど、早期営業開始の店舗も出ている。15日にも岩手県、秋田県など数店で営業再開する予定だ。
首都圏で予定される計画停電については、紳士服業態では来店客がいる以上は営業を続ける方針だ。ただ電気機器を多く使用するカラオケや複合カフェは、停電時は一時休業し対応する。なお、被災地以外の店舗では、12日(土)、13日(日)ともに売り上げは順調だったという。3月は就職活動の本格化に加え新社会人準備などで主力商品のスーツの売り上げが大きいだけに、被災地以外の店でどれだけ収益上積みできるかが今2011年3月期の増収増益計画達成には重要になってくる。
(鈴木良英 =東洋経済オンライン)
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら