それでも早期退職したい人にサイドFIREという策 普通の会社員でも実現できるサイドFIREとは?
もちろん「10年後にFIRE」ではなく、15年後、20年後でもよいというならば、より少ない年収でFIREが可能です。しかし、これでは時間がかかるため、すでに「早期リタイア」とは呼べないでしょう。
一方、もしあなたが副業に取り組みサイドFIREを目指すのであれば、「資産収入+労働収入」が生活費を上回ればよく、長期の資産形成プランを立てずとも、副業収入が生活費を超えた瞬間にFIREすることができます。
サイドFIREに必要な「副業」「節約」「投資」
「資産収入+労働収入>生活費」。このサイドFIREを達成する条件を満たすには、「副業」「節約」「投資」が非常に重要です。
もしあなたの副業収入が生活費を超えるならば、いますぐ退職届を書き、今日からサイドFIREすることも可能でしょう。しかし、収入が増えた人の落とし穴は、「稼ぐのに比例して支出も上がってしまう」ことです。
これは副業成功者だけではなく、年功序列型賃金で働く会社員にも言えることです。昇給により収入が上がっても、多くの人は、毎月の貯金額を増やすことができません。「ちょっとよい物を」「すこし贅沢に」と考えて、同時に支出額も上がってしまうからです。
しかし、あなたがサイドFIREを目指すならば、このような衝動をぐっとこらえて節約をし、蓄財にまわす必要があるでしょう。「副業収入>生活費」という図式が成り立っていても、いざ退職という瞬間になると、「この副業収入は今後も続くのか?」という不安におそわれます。
このような不安を解消しFIREに踏み出すには、副業で稼ぎながら節約をし、お金を投資にまわして資産拡大を加速させ、ある程度まとまった資産を築く必要があるのです。
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