宮本笑里「すぐに消えると言われた」彼女の現在地 スタッフやリスナーに支えられて迎えた15周年

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クラシックの枠にとらわれず、ポップス系のミュージシャンとも多数共演。麗しいヴァイオリンの音色を届けている宮本笑里さん。デビュー15周年を迎えてもなお、つねに新たな輝きを発信し続けるそのルーツは『LEON』にあった!? (写真:トヨダリョウ)
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悠久の歴史をもつ高尚な音楽として、敷居の高さを感じている人も多いはずのクラシック。その魅力を多角的かつカジュアルに表現し、つねに新たなリスナーを開拓し続けている宮本さん。

本記事はLEON.JPの提供記事です

完成させた最新アルバム『classique deux』は、タイトルや作曲者は知らずとも、どこかで耳にしたことのあるスタンダードな楽曲で構成された内容。また、ジャケットのこれまでのエレガントな雰囲気とは異なるクールなたたずまいも印象的です。そんなアルバムの聴きどころはもちろん、理想のパートナー像にも迫ってみました。

『classique deux』 通常盤3300円、初回生産限定盤3850円/ソニー・ミュージックレーベルズ。初回限定盤は、収録曲のミュージックビデオのほか、2020年に敢行されたオンラインライヴを収めたブルーレイ付き。また、収録全曲を「360 Reality Audio」で配信中。

“ちょい不良(ワル)”ファッションな父の影響で
「黒」が大好きに!

――本日は、『LEON』の取材をありがとうございます。

(写真:トヨダリョウ)

宮本:実は私の父(※)が“ちょい不良(ワル)”系ファッションが大好きで、『LEON』を愛読しています(笑)。音楽家という人から見られる仕事に就いていたので、雑誌からスタイルを学んでいる感じでした。実家には父専用の衣装部屋があるくらいですから。

クルマも好きで、ベンツを運転する姿がサングラスにスーツなので、一見するとワイルドすぎるんですよ(苦笑)。

※元オーボエ奏者で指揮者としても活躍した宮本文昭さん。

――お父様に影響を受けている部分はありますか?

宮本:実家のインテリアは黒と赤が基調になっていて、その影響からか私も黒が好きなんです。色の好みは受け継いでいるのかも。

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